開会挨拶 |
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水田 雅博
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この「学生スポーツとコンプライアンス」事業を主催しておりますのは、立命館スポーツフェローという団体でございます。立命館大学体育会の各部OB、OG会を結集している団体でございます。創設して37年になりますが.OB・OGの親睦を深めるとともに、体育会学生を支援し、そして母校・立命館の発展に寄与することを目標に活動しております。その中で何よりも重要だと思ったことは、皆様の活動中に、もしも不祥事が起きた時、多くの方々が活動ができなくなるということです。それを避けるために、11年前からこの「学生スポーツとコンプライアンス」という活動を始めました。幸いにも立命館大学体育会では大きな不祥事もなく、順調に進んできていますが、今回も1回生の皆様を中心に、そうした自覚を持っていただくきっかけになればということで、硬式野球部OBの藤原さんにお話をいただき、相撲部OBで中学校の教員・校長をされて、京都の教育を変えてきたという森田先生にもお話をしていただきます。
この「学生スポーツとコンプライアンス」をバネに、皆様のこれからの活動に少しでも役に立つことができることを念願している次第でございます。 |
挨拶 |
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加來 昌一郎
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1回生の皆さんには、フレッシュマンズキャンプにて、立命館大学体育会という名前が学生生活の中でずっと付いてくるという話をさせていただきました。もしこの中で不祥事を起こしてしまう人がいれば、その人の名前だけではなく、立命館大学体育会という名前も付いて回ります。そのようなことがないように、今日はしっかりとコンプライアンスについて学んでいただきたいと思います。 |
来賓挨拶 |
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川方 裕則
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立命館スポーツフェローの皆様には、11年も前から「学生スポーツとコンプライアンス」の活動していただいき、御礼を申し上げたいと思います。
先程、賀來委員長からお話がありましたが、不祥事がないことがもちろん一番ですが、あった時は隠さないということを、ぜひ守っていただきたいと思っています。なにより皆さんの自覚に尽きると思います。立命館大学体育会の一員であるという自覚は、競技活動を離れたところでも常に身に付けていなければならないのです。主将・主務の皆さんは、リーダーとして周りに気を配らなければならないという自覚も持ってほしい。
最近も多くのクラブから大小様々な相談事が学生部スポーツ強化オフィスに寄せられてきています。昨今LINEやSNS等を使ったコミュニケーションの形が変わってきた中で、お互いに誤解をして、相談する相手が見つけられずに我慢できないというケースがあります。周りのメンバーにしっかりと目を届かせ、しっかりとコミュニケーションをとることを心掛けてほしいと思います。
なぜルールがあるのかということに立ち返って考えた時、皆さんが持つべき倫理感の中で何をすべきかということは、コンプライアンスに従って行動するということであって、「罰則がないからよい」というような甘い考え方は捨てていただきたいと思います。
そのようなことを含めて、今日は皆さんの先輩で体育会のOBである藤原さん、森田さんからお話ししていただけるということです。これを明日以降の卒業するまでの皆さんの活動、あるいは卒業以降も皆さんの自覚を作っていく上でどのように役立てていくのかが大切です。しっかりと有意義な時間を過ごしていただきたいと思います。 |