第7回「学生スポーツとコンプライアンス」
講演会・討論会・懇親会 開催
〜学生により近づき、そして共に考え、行動する〜
9月27日(土)、立命館大学衣笠キャンパスにて、立命館スポーツフェロー主催の第7回「学生スポーツとコンプライアンス」が、体育会現役学生・立命館スポーツフェロー関係者、大学関係者等約550人を集め開催されました。
講演会 (敬称略)
司 会 田中 稔 立命館スポーツフェロー幹事長
開会挨拶 林 國松 立命館スポーツフェロー副会長
挨 拶 影森 稜馬 立命館大学体育会本部 委員長
講 師 國廣 敏文 学校法人立命館常務理事 立命館大学スポーツ強化センター長
重信 和芳 SMBC日興証券 商品・法人コンプライアンス部副部長
正徳 孝夫 立命館スポーツフェロー総務委員長
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司会 |
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田中 稔
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OBとして学生達のために何かできることはないかと、多くのクラブの先輩たちが集まりまして、各部のOB会をまとめて、立命館大学体育会OB会が作られました。21世紀になり、女性や若い人も増えてきたので、名称を「立命館スポーツフェロー」に変更し現在に至っております。体育会から毎年500名近い卒業生が出ています。卒業生はそれぞれ立命館大学の交友として、社会人として頑張っているわけですけど、立命館大学の交友は30万人います。その中に体育会のOB・OGもいるわけで、非常に大きな横の繋がりがあります。
立命館スポーツフェローとして学生達に何ができるのか、技術指導、経済的支援、いろんなことがありますけど、我々社会人の立場でコンプライアンスの話をしようということで、今から7年前にこの講演会が始まりました。
立命館大学の学生として守らなければならないハードルがあります。ハードルが高いか低いか、それは各自の感覚を違いで、ハードルを高く感じる人もいます。簡単と感じる人もいます。ここで学生とコンプライアンスについて話をしてもらいまして、それを今日来ている、500名近い1・2回生に共有してもらって、明日以降の学生生活に反映させていただきたいと考えています。有意義な時間になりますようにお願いしたいと思います。 |
開会挨拶 |
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林 國松
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朝夕、涼しくなったといえ、まだまだ暑い中、多数のご参席を賜り厚く御礼申し上げます。この講演会を始めて7年目になります。7年間一生懸命やっているのですけど、守られているよう守られていない。コンプライアンスとは、日々の生活の中の一部なんです。だから、コンプライアンス、マナー、ルール、モラル、スポーツを通じしっかり身につけ、素晴らしい社会人になれるよう頑張ってください。そして今日、この講演会を今後の諸君の人生に役立ててほしいと思います。講演会の開催に当たり、ご苦労いただいた方々に厚く御礼申し上げます。 |
挨拶 |
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影森 稜馬 |
近年スポーツ界において、暴力、パワハラ・セクハラ等が発生しています。つい先日も某大学の女子のチームにおいて総監督がセクハラをして解任されたり、昨年は某高校で顧問の暴力により生徒が自殺したり、社会的にも問題になっていて、あってはならないことだと考えています。もしクラブ内でそのようなことがあった場合、自分達が見て知らないふりをするのか、それとも対処を自分たちで考えるのかによって、結果は大きく変わるものだと思います。立命館大学においては、「学生アスリートの誓い」というものが掲げられていますが、それを守ることができれば変わることができるのではないかと思います。
今日はスポーツフェローの方々のご協力によって、貴重な講演会が開催されます。しっかり聞いて自分のものにしてほしいと思います。 |
討論会 (敬称略)
コーディネーター 水田 雅博 立命館スポーツフェロー副会長
パネリスト 國廣 敏文 学校法人立命館常務理事 立命館大学スポーツ強化センター長
重信 和芳 SMBC日興証券 商品・法人コンプライアンス部副部長
正徳 孝夫 立命館スポーツフェロー総務委員長
井上 潤 立命館大学体育会 硬式野球部3回生
江口 遼 立命館大学体育会 準硬式野球部2回生 |
懇親会 (敬称略)
司 会 杉山 貴久 立命館大学体育会本部 副委員長
乾 杯 布施 亮介 立命館大学学生部スポーツ強化センター課長
閉会挨拶 大塚 勲 立命館スポーツフェロー副会長 |
司会 |
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杉山 貴久
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本日の講演会は、これからの学生生活はもとより、皆さんが卒業して社会人になった時でも、大切なことばっかりだと思うので、私自身を含め、皆さんの明日からの行動に何らかの変化があることを期待したいと思います。 |
乾杯 |
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布施 亮介
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今日この場を設定していただいたOB・OGの方々、立命館スポーツフェローの方々に感謝をしていただきたいと思います。今日皆さんが学んだことは、学生だけではなくて社会人になってからも非常に大切なことです。これをいつまでも守っていただきたいと思います。 |
閉会挨拶 |
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大塚 勲
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本日は大変お忙しい中を遅くまでお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
社会にはいろいろな法律、ルールがあります。学校にも校則があります。各クラブにもしきたり、ルールがあります。ましてや皆さんが一生懸命頑張っている各競技には事細かに規則が決められています。これを破れば失格です。こういった煩わしい規約の下に、息苦しく思うことが多々あろうかと思いますけど、各個人個人の個性、持ち味を発揮することに大きな意義があろうかと思います。
まずはこの規約を真摯に受け止めて、そして今置かれた皆さんの立場で、専門種目に一生懸命取り組んでください。そしてその暁には独創性が生まれて、そして自分の形、スタイル、フォーム、特技といったものが生まれてこようかと思います。そこに大きな意味があろうかと思います。人の真似のできない自分だけしかできない技を磨いていただきたいと思います。結果は必ずついてきます。
そして素晴らしい自分の宝物として、将来ずっと心に残ることでしょう。その宝物を作るために、一生懸命努力に努力を重ねて頑張ってください。期待しています。 |
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